帯状疱疹の妊婦さんへの影響、原因、対策法について!
妊娠中の感染症で気をつけるべきことに帯状疱疹があります。
生涯で6人に1人にかかり、女性の発症率が特に高いです。
特に妊娠中は免疫力の低下から非常にかかりやすいです。
妊婦さんが感染するとお腹に一番できやすく、さらに首や顔にでき
さらにかゆみや痛みが発生してしまい、重症化しやすいです。
また妊娠中の帯状疱疹は肺炎や肝炎などの合併症も引き起こします。
しかも妊娠中に感染してしまうと、胎児にも影響を及ぼすとされるので
しっかりと帯状疱疹について理解し、早めに対策する必要があります。
妊婦さんの帯状疱疹の原因について
妊娠中の帯状疱疹の原因は大きく分けて2つあるとされます。
妊娠による免疫力の低下
帯状疱疹は『2回目の水疱瘡』と言われ、水疱瘡にかかって
それを治しても水疱瘡のウィルスは神経に微量に残っております。
そして体調が悪化したり免疫力が低下することによって、
残っていらウィルスが活動を始め、帯状疱疹を引き起こしてしまいます。
特に妊娠初期は黄体ホルモンの分泌によって風邪を引いたような
体調不良に陥り、免疫力が低下してしまい、突然帯状疱疹ができてしまいます。
人からの感染
帯状疱疹は人から感染する場合もあります。
飛沫感染もあるので人の多い所に外出するときはマスクをしましょう。
帰ってからのうがい手洗いを忘れずに行いましょう。
体調不良の時にかかりやすいので、具合が悪いときには
無理しないで自宅で療養するのがいいとされます。
帯状疱疹の胎児への影響
妊娠中に帯状疱疹を患ってしまうと胎児に影響を与えることが分かっています。
妊娠20週未満に帯状疱疹をわずらってしまうと
1~2%の確率で低体重症の赤ちゃんが生まれる危険性があります。
また稀なケースですが自律神経症や欠損症なども引き起こす可能性もあります。
そして妊娠20週以降に帯状疱疹にかかってしまうと赤ちゃんの
およそ9%が帯状疱疹を引き起こしてしまうとされています。
以上のように帯状疱疹は胎児へ影響を与えてしまい、
帯状疱疹を患っている期間が長いほど悪影響を与える危険性は上がります。
帯状疱疹にかかってしまったら?
妊婦さんが帯状疱疹にかかってしまった場合には
すぐに産婦人科か皮膚科に相談するようにしてください。
帯状疱疹は発疹が発症してから3日以内であれば、抗ウィルス薬を
投与することによって、症状を抑えることができます。
抗ウィルス薬を服用することによって1週間~2週間で改善されていきます。
またかゆみや痛み止めとして塗り薬が処方される場合があります。
そして帯状疱疹に対しての注意点ですが、
絶対にかきむしったり、湿疹の袋を破かないようにしましょう。
また冷やしてしまうとウィルスがより活動的になってしまうので
冷やすことも控えるようにして、安静にするようにしてください。
帯状疱疹や湿疹ができていたら、とにかく皮膚科か産婦人科を受診するようにしましょう。
以上、妊婦さんの帯状疱疹についてでした
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