妊婦さんの中耳炎の原因と治療する薬について!
中耳炎というのは耳の中が細菌やウィルスに感染してしまい
鼓膜の部分が腫れてしまうことで痛みが生じてしまう症状です。
特に5歳児くらいの子供が発症しやすい病気なのですが
この中耳炎は妊娠中も非常にかかりやすいとされています。
ここでは妊婦さんの中耳炎の原因、胎児への影響
そして中耳炎を治療するための薬についてお伝えします。
妊婦さんの中耳炎の原因
妊娠中にかかるとされる中耳炎は急性中耳炎です。
細菌やウィルスに突発的に感染してしまい急性の炎症を起きている状態です。
そして妊婦さんがかかりやすくなる原因というのは
ひとつが免疫力の低下によるものです。
妊娠中は胎児に栄養を与えるため母体は免疫力が下がり、
ウィルスや細菌に対する抵抗力がなくなり、感染しやすくなってしまうのです。
また中耳炎は鼻水から感染することが多く、妊娠中は風邪を引きやすく
鼻水も出ることで鼻から耳の中(内側の鼓膜)へと感染していってしまいます。
妊婦さんでなくても風邪を引いた時に鼓膜に違和感ができるのは
軽い急性中耳炎になっている症状とされています。
妊娠中の中耳炎の影響について
まず妊婦さんの中耳炎が胎児に影響を与えることはありませんので安心してください。
ただ妊娠中の中耳炎は自然治癒するまで長引いてしまい、
逆に慢性中耳炎や滲出性中耳炎などに悪化してしまう場合があります。
もし妊娠中に鼓膜に違和感や痛みが出たり、音が聞こえづらいなど
症状は中耳炎の可能性が高いのでまずは病院に行きましょう。
妊婦さんの中耳炎の薬などについて
通常の急性中耳炎は2~3日で自然治癒してしまいます。
しかし妊娠中に中耳炎になった場合にはまず耳鼻科を受診するようにしましょう。
中耳炎を治す場合には抗生物質を服用するのが一般的ですが、
妊婦さんにはセフポドキシムプロキセチル錠などが処方されます。
製薬会社:辰巳化学株式会社
価格:1錠36.6円
成分:セフポドキシムプロキセチル
服用法:1日2回(1回1錠)食後に水と一緒に服用します。
セフポドキシムプロキセチル錠はセフェム系の抗生物質で
妊婦さんが服用したとしても、問題はありません。
またムコダイン錠という薬も中耳炎にはよく処方されるのですが、
こちらは妊娠中はできる限り控えるべき薬とされます。
製薬会社:杏林製薬株式会社
価格:1錠16円
成分:L-カルボシステイン
服用法:1日3回(1回1錠)食後に水と一緒に服用します。
しかし耳鼻科では妊婦さんにも処方されるところもあるので
この場合には産婦人科の医師に確認してみましょう。
薬を服用することで1週間以内には中耳炎も治ってしまいます。
放っておくと悪化してしまうので、まずは耳鼻科に相談しましょう。
以上、妊婦さんの中耳炎の原因と治療する薬についてでした
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