妊婦がインフルエンザにかかったら!胎児への影響と対策法!
妊婦さんの場合、インフルエンザ対策に予防接種をしていても
普段より免疫力などが下がっていることでインフルエンザにかかってしまう場合があります。
もし妊婦さんがインフルエンザにかかってしまった場合には
気になるのが胎児への影響だと思います。
ここでは妊娠中のインフルエンザによる胎児への影響と
どうすればいいのか対策法についてお伝えします。
インフルエンザの胎児への影響
基本的にインフルエンザ自体が直接、胎児に対して悪影響を及ぼすという
報告はありませんが、インフルエンザに伴う症状により胎児に影響を与えてしまいます。
ただし、インフルエンザに伴う咳や発熱による
切迫早産になる可能性があるので注意です。
また体調不良により食欲不振により、胎児に栄養補給が滞るので、悪影響になりかねません。
どちらにせよインフルエンザにかからない方がよいのですが、
直接的に死産になる心配はありません。
妊婦さんのインフルエンザにかかった場合の対策法
薬について
妊婦さんがインフルエンザにかかると厄介なのは
内服薬の薬などが安易に飲めないということなんですね。
インフルエンザを直接的に効いてくるのはタミフルやリレンザといった
薬なのですが、妊婦さんは服用できないようになっています。
そのため妊婦さんのインフルエンザは安静にしつつ
様子をみながら回復を待つので長期的になってしまいます。
ただ医師の特別な判断の元、タミフルを服用する場合もあります。
では妊婦さんがインフルエンザにかかった時の日ごろの対策について紹介します。
①室内の環境
基本的にインフルエンザになった場合には外出は極力避けて
部屋にこもらなければなりませんので、その室内の環境は非常に重要です。
ここで大事なのが部屋の温度が18~20℃ほどに設定することです。
インフルエンザウィルスは低温に繁殖しやすいので
少し暖かめに設定するのが良いとされています。
また湿度についてですが40%以上70%未満に設定するようにしてください。
乾燥しすぎてもいけませんし、湿気がつよくても
ウィルスが繁殖しやすくなってしまいます。
②うがい、手洗い、マスク
基本的なことですが、朝起きた時や食事前、食事後は
必ずうがい手洗いを忘れないようにしてください。
またインフルエンザ中はほぼマスクをつけるようになっています。
③インフルエンザ時の食べ物
おそらくほとんど食欲がわかないでしょう。
ですが、体力の回復や汗による水分不足を補うために
何か口に入れておいた方が良いです。
べたですが、口に入れやすい、おかゆなどの流動食系の食事がいいです。
また下痢により、腸内の乳酸菌が低下する場合もあるので
ヤクルトなどの飲み物で水分と乳酸菌を摂取したり
ヨーグルトを食べるのが良いとされています。
またインフルエンザ中はカフェインを含むものは摂取しなようにしてください。
カフェインは水分を分解してしまう働きがあり、
水分を摂取しても全く意味がなくなってしまいます。
ということで妊婦さんのインフルエンザの対策についてでしたが
しっかりと睡眠して、安静にすることで1週間~2週間ほどで治っていきます。
もし妊婦さんがインフルエンザにかかってしまった場合には
まずはすぐに産婦人科に診察するようにしてください。
一番は医師に症状を診てもらいどのような過ごし方をしっかりと聞くようにしてください。
以上妊婦がインフルエンザにかかったら!胎児への影響と対策法についてでした
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