妊婦さんの脳貧血の原因と対策法について!
妊婦さんはとても脳貧血になりやすいとされます。
脳貧血は貧血とは少し違い、脳に血液が送られなくなることを指します。※貧血は血液内の赤血球が不足することをさします。
立ちくらみやめまいがするので貧血と症状が同じですが、脳貧血の場合にはそのまま失神してしまう方もいらっしゃいます。
脳貧血の方が症状としては危険であると言えますね。
自分が脳貧血であると自覚がない場合もあるのでここでは妊娠中の脳貧血の症状、原因、対策についてお伝えします。
妊娠中の脳貧血の原因と症状
脳貧血の原因
妊娠中に脳貧血になりやすい一番の原因は自律神経が乱れてしまうことです。
妊娠中は体の変化が大きく、さらに心理的な不安などからストレスが溜まりやすいため、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は主に胃腸の働きをつかさどっていますが、血液の流れをスムーズにさせる働きも持っています。
そのため自律神経が乱れると脳への血液をうまく送ることができますに、脳貧血になってしまうとされています。
妊婦さんの脳貧血であるのか、単に貧血であるのかまずは見分けることが重要とされます。
脳貧血の症状の見分け方
脳貧血の症状としてよく挙げられるのが
・めまい
・吐き気
・立ちくらみ
なのですが、これは貧血になっていても起こりうる症状です。
しかしほとんど脳貧血にしか見られない症状があります。
・腹痛
・下痢、便秘
・冷や汗
この3つなのですが、腹痛があるかどうかが見極める最大のポイントです。
腹痛がある場合には貧血ではなく、脳貧血である可能性が高いので脳貧血用の対策を行いましょう。
妊娠中の脳貧血の対策法
貧血であれば体内の鉄分を増やすために鉄剤を服用するなどが解決方法なのですが、脳貧血には効きません。
脳貧血の場合には自律神経を整えて、脳にしっかりと血液を送らせるようにしなければいけません。
①横になる
立ちくらみやめまいがある場合にはすぐに横になりましょう。
横になることで脳へ血液を送ることができるので症状が緩和されます。
また左半身を下にすると血液が巡りやすいので、普段寝る時も左半身を下にして横向きで寝ることをおすすめします。
②ウォーキング
自律神経を整えるのに効果的なのが太陽を浴びながらウォーキングすることです。
太陽によってセロトニンが分泌され、体を動かすことでストレスも解消されます。
産婦人科では1日30分のウォーキング(買い物なども含む)をすることが推奨されていますので、是非試してみください。
③水分摂取
脳へ血液を送るのに水分は必要不可欠です。
最低でも1日1.5リットルは水分を補給するようにしてください。
麦茶や烏龍茶であればノンカフェインであり、血液の流れを良くするのに効果的ですのでおすすめです。
あとは頭を急にふると、悪化してしまうので頭はあまり動かさないようにしましょう。
以上が妊娠中の脳貧血の対策法です。
1週間対策をしても改善されない場合には産婦人科に相談しましょう。
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