妊婦さんの冷えの影響と対策方法について!
妊娠中は体の冷えを感じやすくなってしまいます。
およそ妊婦さんの6割は冷えを感じたことがあるほどです。
体が冷えてしまっていることは、血流不良を
確実に起こしているので母体、胎児ともに悪影響にしかなりません。
そのため、冷えを感じている場合には今のうちに対策する必要があります。
ここでは妊婦さんの冷えの原因、影響、そして対策についてお伝えします。
対策についてかなり具体的な方法を紹介するので参考になると思います。
妊娠中の冷えの原因と影響
妊娠中に起こる冷えの原因というのは大きく分けて3つあるとされています。
①体温の上昇によるもの
妊娠初期に冷えや寒気のほとんどが体温の上昇によるものです。
妊娠することで黄体ホルモンが分泌され、高温期がおよそ
妊娠16週目まで続き、体温が36.50~37.00度の範囲で推移します。
体は温かいのだけれども、外の温度との差が大きく
なることで、体感的に冷えを感じるようになってしまうのです。
②自律神経の乱れ
そしてもうひとつの冷えの原因というのが自律神経の乱れです。
妊娠して体が変化することによる身体的ストレスと生活環境の変化に
よる心理的ストレスによってかなり自律神経が乱れます。
自律神経は血管の動きを調節し血の巡りを良くする働きがありますが
自律神経が乱れると血管が縮み、末端の冷えの原因になります。
その他、胃痛や吐き気、不安を起こすなど悪影響ばかりですので
自律神経を整えることは非常に重要とされています。
③血行不良
自律神経の乱れとは別に、お腹が大きくなることで姿勢が悪くなり
呼吸も十分に行えず、血行不良につながってしまいます。
また骨盤も歪むことで骨盤まわりの血の巡りが悪化するため
妊娠初期から骨盤の歪みを矯正する必要があります。
冷えの影響について
難産
まず体が冷えを起こしている妊婦さんほど難産に
なりやすいというデータがあり、冷えを感じるほど出産時間も長くなります。
冷えを起こすと、体の筋肉が硬直してしまい、出産時に
子宮口を開かせる動きが鈍くなることにつながるためです。
胎児の低体重
また冷え、寒気を感じた妊婦さんの赤ちゃんは平均の体重より
低い傾向にあり、また2500gを下回る低体重児が生まれやすくなります。
冷えを感じる人は血行不良も起こしている確率が高く、
十分に胎児に血液を送ることができずに栄養不足であることが原因とされます。
このように冷えによる胎児への影響は確実にあります。
妊婦さんの冷えの対策方法
ここでは妊婦さんの冷えに効果的な対策を
具体的にお伝えしたいと思います。
①白湯を飲む
これはかなり有効な方法であり、簡単にできるので是非試してほしいです。
朝起きて5分以内にすぐに熱いお湯(白湯)を飲むだけです。
これで腸が白湯によって活発になるため血行が
改善されますし、全身がポカポカと温かくなります。
②生姜を食べる
生姜にはシンゲロールとショウガオールという成分が含まれています。
・シンゲロールは血流を促進させることで血の巡りを
良くすることで、体をポカポカと温める作用があります。
・またショウガオールは内臓脂肪と糖質を分解させることで
燃焼作用が働き冷えを取り除いてくれるとされます。
食べ方はすりおろしかスライスでそのまま食べることで
成分が死滅せずに摂取でき、1日10g食べるだけで構いません、
③骨盤ベルトを巻く
骨盤ベルトは骨盤の歪みを矯正し、姿勢も正しくなることで
自律神経と血行不良を改善につながります。
骨盤ベルトは産婦人科でも置いてある有名な
トコちゃんベルトで構いませんので巻くようにしましょう。
商品名:トコちゃんベルト
価格:5250円
製造会社:有限会社 青葉
問い合わせ 072-960-0507
妊娠初期から巻くようにすると冷えだけでなく、便秘、
肩こりなどさまざまな症状に効いていきます。
それ以外には体を冷やさないために服を重ね着したり、
特にレッグウォーマーなどを着るのも効果的とされます。
ということで妊婦さんの冷えの影響と対策についてでした。
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摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
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