妊婦さんの副鼻腔炎の原因と薬などの対策法!
副鼻腔炎は副鼻腔という鼻の骨の周りにある部分が
炎症してしまい、鼻づまり、鼻水、頭痛などを引き起こす症状のことです。
特に妊娠中は免疫力が低下してしまいウィルスなどに
感染しやすいため、副鼻腔炎の発症率は極めて高いです。
また黄体ホルモンの分泌が活発で妊娠初期が一番かかりやすいとされます。
風邪と一緒に起こしやすく、風邪が治っても鼻づまりがおさまらない場合には
副鼻腔炎が発症している可能性が高いです。
副鼻腔炎の胎児への影響
副鼻腔炎じたいは胎児に悪影響は与えないので安心してください。
副鼻腔炎になると夜も寝られない状態が続き、間接的に
胎児へ影響が及ぼす危険性があります。
またそのままにしておくと数か月も続いてしまいます。
副鼻腔炎かもしれない場合には早めの対策が必要です。
妊娠中の副鼻腔炎の対策法
基本的に鼻炎の場合には自分で治すことも可能ですが、
副鼻腔炎はウィルスに感染しているので薬を服用するなど病院に行く必要があります。
もしかしたら鼻炎という可能性もあるので一応以下の対策をやってみてください。
鼻炎であれば高い確率で症状が治まっていきます。
①鼻を温める
カイロかお湯に浸して絞ったタオルを鼻全体を
覆うようにして1分間温めるようにしてください。
ウィルスによる炎症でなければ鼻腔を広げることができ、
鼻水や鼻づまりが解消され、鼻炎であれば高い確率で治ってしまいます。
②鼻をつまんで息を止める
もうひとつ試してほしいのがこちらです。
①まずは鼻で息を吐ききってください。
②そして鼻をつまみます。
③交互に空と床を見るように首を上下に動かします。
④息の限界まで首を動かし続けるようにしてください。
こちらも鼻炎であれば、改善されていきますが、それでも
症状がよくならなければ副鼻腔炎の可能性が高いので病院に行きましょう。
※市販の点鼻薬では副鼻腔炎を治すことはできないので注意してください。
病院での副鼻腔炎の治療
妊婦さんが副鼻腔炎の症状かもしれない場合には
産婦人科ではなく、耳鼻科を受診するようにしましょう。
ネブライザー治療
基本的に妊娠中の副鼻腔炎はネブライザーという局所治療が行われます。
抗菌薬やステロイドを含んだ薬液を3~5分吸引していきます。
副作用や刺激もなく妊娠中の副鼻腔炎を治療します。
錠剤による治療
また錠剤も妊娠中に服用できる安全なものも処方されます。
産婦人科では妊婦さんの鼻炎にはポララミン錠がよく処方されます。
製薬会社:高田製薬株式会社
値段:1錠5.6円
種類:抗ヒスタミン剤
服用法:1日2回(1回あたり1錠)を水と一緒に服用する
錠剤とネブライザー治療によって妊娠中の
副鼻腔炎は2週間ほどで治ってしまいます。
もし副鼻腔炎かもしれない場合にはすぐに耳鼻科に相談しましょう。
以上、妊婦さんの副鼻腔炎の原因と薬などの対策法についてでした
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