マイコプラズマ肺炎の妊婦さんへの影響や治療法!
マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマという真正細菌に
感染することで咳が止まらなくなってしまう症状とされます。
患者さんの8割以上は14歳以下の子供とされますが
次に多いともされるのが妊娠中の方で非常に感染しやすくなっています。
ここでは妊婦さんのマイコプラズマ肺炎の症状や胎児への
影響、そして治療法についてお伝えしたいと思います。
妊婦さんのマイコプラズマ肺炎の症状と原因
マイコプラズマ肺炎の原因
妊婦さんは、特に免疫力が低下する妊娠初期によく
マイコプラズマ肺炎にかかりやすいとされます。
マイコプラズマ肺炎はくしゃみなどの飛沫感染、てすりを
触った時などの接触感染によって生じてしまいます。
感染しないためにも日々の手洗い、うがいはしっかり行い
人が多い所ではなるべくマスクをするなどの対策が必要です。
マイコプラズマ肺炎の症状
もし妊婦さんがマイコプラズマ肺炎に感染した場合には症状として
①感染から発症までの潜伏期間はおよそ2~3週間
②発症すると熱や咳が生じてきます。
③発症から1~2週間で症状は治まりますが、
咳は発症から1か月ほどつづく場合もあります。
以上がマイコプラズマ肺炎の妊婦さんの症状です。
マイコプラズマ肺炎の胎児への影響について
一番気になるのがマイコプラズマ肺炎の胎児への影響についてですが
マイコプラズマ肺炎じたいが直接胎児に影響を与えることはないとされています。
ですのでひとまずは安心ですが、マイコプラズマ肺炎により
食欲不振などになると胎児への栄養が滞り、間接的な影響は及んでしまうでしょう。
妊婦さんのマイコプラズマ肺炎の治療について
薬での治療
マイコプラズマ肺炎に感染した場合の治療法ですが、
通常はマクライド系の抗生物質(クラリス、クラリシッド等)が処方されます。
抗生物質を妊娠中に服用しても大丈夫なのかと心配になりますが、
このマクライド系の抗生物質は妊婦さんでも服用可能とされます。
薬を服用することでマイコプラズマ肺炎は7~10日ほどで熱などは治療することができます。
ただ咳は抗生物質を服用しても2~4週間つづく可能性があるので注意です。
このように妊婦さんでも薬は有効ですので、産婦人科を
受診して処方してもらうことが解決策となります。
自然治癒の場合
また産婦人科の医師によっては薬を使わずに
安静にしながら自然治癒する処置をとる場合もあります。
自然治癒の場合にはマイコプラズマ肺炎は発症から
熱は1~2週間、咳はおよそ1か月ほどで治っていくとされます。
以上がマイコプラズマ肺炎の妊婦さんの治療法についてです。
抗生物質を服用する方が治りが早いとされ、産婦人科でも
薬を処方するところが多いとされています。
もし副作用などが心配なのであれば、医師にしっかりと聞くようにしましょう。
また普段から手洗い、うがいなどの対策は丁寧に行ってください。
ということでマイコプラズマ肺炎と妊婦さんへの影響と治療法についてでした
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