妊婦と胃腸炎

妊婦さんが胃腸炎になった時の対処法や胎児への影響!

妊婦さんが胃腸炎になった時の対処法や胎児への影響!

 

妊婦さんは免疫力を低下させることによって体内の細胞が胎児を攻撃しないようにするという体の変化があります。

 

 

ですがこの働きにより、特に感染症になりやすくなってしまいます。特に妊婦さんがかかりやすい症状として胃腸炎が挙げられますね。

 

 

胃腸炎になってしまうと下痢、吐き気、腹痛などの症状に襲われてしまいます。

 

 

下痢止めや吐き気を抑える薬を服用してしまうのは間違いで、皆さん、胃腸炎に対して間違った対処法などを行いがちなので注意です。

 

 

ここでは妊婦さんが胃腸炎になった場合の原因、薬、食べ物などの対策法、そして胎児への影響についてをまとめましたので参考にしてください。

 

 

妊婦さんの胃腸炎の原因

 

 

妊婦さんが胃腸炎になってしまうのが、生ものを食べること、人の多いところによる飛沫感染とされます。

 

 

妊婦さんの場合にはマスクをかけ、生ものを食べるのはできるだけ避けるようにしなければいけません。

 

 

胎児への影響

 

 

妊婦さんが胃腸炎になってしまった場合には胎児に影響があるのか心配になりますが、

 

 

胃腸炎じたいが直接胎児に悪影響を及ぼすことはありません。

 

 

しかし胃腸炎により、下痢により腸内の善玉菌が大量に失われてしまい、しっかりと食べ物の栄養を吸収できなる可能性があります。

 

 

さらに脱水症状を引き起こすので、血液量が不足して胎児への栄養が不十分になってしまうことも挙げられます。

 

 

そのため、胃腸炎にかかっているときの対処法をしっかりと行わないと、胎児の成長を阻害する危険があります。

 

 

ただ胃腸炎じたいが何か特別な胎児の病気を引き起こすことはありませんので安心してください。

 

 

妊婦さんが胃腸炎になったら

 

 

胃腸炎になった場合は妊婦さんでもなくても、特効薬というのはありません。
整腸剤をなどを摂取しつつ、食べ物などに気をつかうことが大事です。

 

 

早い場合ですと2日間で治り、1週間たてばほとんどの人が胃腸炎が治っています。

 

 

ただし胃腸炎にかかっている時の注意点があり、それを守らないといつまでたっても症状が回復しないこともありますので確認してみてください。

 

 

①産婦人科は断られる!?

 

 

妊婦さんが胃腸炎になってしまう場合には産婦人科での受診を断られてしまう可能性があります。

 

 

他の妊婦さんが集まるため、そこに胃腸炎の妊婦さんが訪れると集団感染が起きる可能性があるのでそれを防ぐためです。

 

 

もし病院で診察してもらう場合には産婦人科ではなく、「胃腸科」「内科」「消化器科」が該当しますのでそちらで受診するようにしましょう。

 

 

②胃腸炎の薬

 

 

胃腸炎にかかっていると診断されても、病院などではビオフェルミンなどの整腸剤が処方されることがほとんどです。

 

 

・新ビオフェルミンS錠

 

 

会社:ビオフェルミン製薬

 

値段:130錠 800円

 

効果:ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌の3つの乳酸菌が胃腸を整えて、胃腸炎で失った腸内細菌を増やします。

 

服用法:食後1日3回、1回あたり3錠飲むようにします。

 

 

胃腸炎が治っても、腸内の善玉菌、ビフィズス菌が不足していると便秘になりやすくなってしまうため、そのためにも整腸剤は飲むようにしましょう。

 

 

およそ3日間服用するだけでも腸内環境を整えることができます。※ちなみに病院を受診した場合にはラックビーなどの整腸剤なども処方されます。

 

 

③下痢止め、吐き気を抑える薬はNG

 

 

胃腸炎で下痢が出たり、嘔吐してしまうのは体内にあるウィルスを外に排出しようするための働きです。

 

 

胃腸炎を治すためには、下痢や嘔吐は必要であり、これを薬で抑えてしまうと、いつまでも体内に毒が残ってしまいます。

 

 

ですから下痢止めや吐き気を抑える薬は飲まないようにして下さい。

 

 

④食べ物

 

 

胃腸炎にかかっている時の食べ物は最初は水分のみで症状が良くなってくるとともに、流動食⇒ペースト食⇒普通食と変えていきます。

 

 

①症状が激しい1~2日は絶食するようにしましょう。食べるのは水だけとなります。

 

 

②2~3日すると、症状が楽になりますので、お粥、豆腐、果物ジュース、果物缶詰めなどの流動食を食べるようにしてください。

 

 

③1週間すると、ほとんど症状が治まるので、普通の食事に戻して構いません。

 

 

④注意点としては塩、醤油、味噌、香辛料、酢、油などの調味料は胃に負担をかけてしまうので、食べないようにしてください。

 

 

妊娠中に胃腸炎になった場合の食事は以上のように対策するようにしましょう。

 

 

⑤脱水に気をつける

 

 

最後に胃腸炎は吐き気、排泄、発汗により非常に水分が奪われやすく、脱水症状を引き起こす危険性があります。

 

 

水分は胎児の貴重な栄養となりますので、しっかりと水分補給は行わなければいけません。

 

 

目安としては1日2リットルは水分を摂取するようにしましょう。

 

 

しかし炭酸飲料、スポーツドリンクは胃腸炎時には飲んではいけません。

 

 

炭酸は胃を荒らしますし、スポーツドリンクは浸透圧が高いため胃腸炎の時に飲むのは適切ではありません。

 

 

以上が胃腸炎時の妊婦さんの注意点です。しっかりと対処すれば1週間で治っていきます。

 

 

ということで妊婦さんが胃腸炎になった時の対処法や胎児への影響でした

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