妊婦さんの嘔吐の原因と注意点について！

妊婦さんの嘔吐の原因と改善方法！

妊婦さんで食べたものを嘔吐してしまうのは『吐きつわり』と言います。

人によっては食べもの臭いをかいだり、水を一口飲んだだけでも
嘔吐してしまう妊婦さんもいらっしゃるほどです。

妊娠中の嘔吐は特に妊娠初期に多い症状として
妊娠９週目にピークを迎える場合が多いとされています。

ここでは妊婦さんの嘔吐の原因と嘔吐の症状を
抑える改善方法をお伝えしたいと思います。

妊婦さんの嘔吐の原因

妊娠することで嘔吐しやすくなるのは

・黄体ホルモンと絨毛性ゴナドトロピンの分泌

・自律神経の乱れ

このふたつによって、妊婦さんの体が大きく変化してしまうことが挙げられます。

自律神経の乱れは特に胃腸の運動を停滞させてしまい、
消化不良、胃痛、胃もたれを引き起こし、さらに嘔吐の原因にもなります。

また黄体ホルモンや絨毛性ゴナドトロピンは嗅覚を
敏感にして、食べ物の臭いに反応しやすくなってしまいます。

妊娠中の嘔吐は生理現象のようなので、辛いですがなんとか耐えて、
妊娠１６週～妊娠２８週の妊娠安定期に入れば、嘔吐の症状も落ち着きます。

ただ嘔吐をすることで胃が荒れてさらに、胃痛なども引き起こす危険があるので
しっかりと嘔吐後のケアなどをしなければいけません。

妊婦さんが嘔吐した後

嘔吐をしてしまった後は楽になるものですが、妊婦さん
の場合には気持ち悪さが、続いてしまいます。

胃に食べ物がない状態でも、胃液を吐き続けてしまうため
嘔吐の後も安静にする必要があります。

基本的には嘔吐をした場合には、３０分ほどは何も口にしないで下さい。

嘔吐してしまい、食べ物から栄養を吸収できないことで
胎児に栄養を送れないと心配になりますが、無理に食べる方が危険とされます。

１日に必要なビタミンやカロリーなどは嘔吐があるときは気にしないでください。

水分補給

嘔吐から３０分たって、なんとか飲み物を飲めそうな場合には
水分補給を行うようにしてください。

嘔吐によって水分がなくなっているため、脱水症状を引き起こす場合があります。

飲み物は麦茶かお水を飲むようにしましょう。
あまりたくさん飲みすぎてしまうと、下痢を起こすのでコップ１杯の量で構いません。

嘔吐の時に食べない方がいいもの

・辛いもの

・甘いもの

・固いもの

・牛乳、クリームなど

嘔吐により、胃の粘膜が荒れているため、胃の刺激になるような
食べ物を食べるのは避けるようにしてください。

嘔吐の注意点

妊娠初期やつわりのピーク時には生理的なもので嘔吐をしやすいですが
症状がひどい場合には産婦人科に相談する必要があります。

何日間も嘔吐により食べ物を食べれない状態であると
栄養失調になる可能性もあり、その場合には病院で点滴を受ける場合もあります。

・１日に何度も嘔吐している

・２日間以上水すら飲めていない

・体重が３キロ以上落ちている

これらは深刻の状態ですので、産婦人科に行き相談するようにしましょう。
胎児の成長にも関わり、もしかしたら入院治療を行うかも知れません、

単純に嘔吐がある場合でも産婦人科に相談しましょう！
以上人妊婦さんの嘔吐についてでした

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