妊婦さんの睡眠時間や睡眠不足の影響について!
妊娠すると妊娠初期症状として急激に眠気に襲われてしまいます。
ですが仕事や家事などで眠くともなかなか時間がとれないかと思います。
そのため睡眠不足に陥り気味で大丈夫なのだろうか?
と心配される妊婦さんも多いかと思います。
妊婦さんの睡眠時間はどれくらいが最適なのか?
睡眠不足による胎児への影響、その他寝るときの注意点についてお伝えしたいと思います。
妊娠すると眠くなるのは?
妊娠すると眠くなるのは黄体ホルモンの分泌によって、
睡眠をつかさどる自律神経の副交感神経が優位になるのが大きな理由です。
また睡眠中に母体から胎児への栄養を送ることが
活発になるため、睡眠をとらせるため母体を眠くさせるという説もあります。
妊娠中の睡眠時間
基本的に妊娠中の睡眠時間は妊娠前と同じ
6~7時間とれれば問題はありません。
そしてそれよりも大事なのが10時~2時のゴールデンタイムには寝始めるということです。
10時~2時に寝ることで自律神経が整うことによって
ホルモンバランスも安定し、寝不足を解消することができます。
また新陳代謝も行われることで妊娠中に起きやすい肌荒れなどの予防になります。
ただ妊娠初期はどんなに睡眠時間をとっても、黄体ホルモンの
分泌が盛んな時期なため、どうしても眠気におそわれてしまいます。
ですが基本的に10時~2時の間に寝始めて1日6~7時間、
睡眠時間をとれていれば問題はないとされます。
妊娠16週目となる妊娠安定期を迎えることによって
黄体ホルモンの分泌も落ち着き、眠気も和らいでいきます。
睡眠不足の影響
妊婦さんの場合には睡眠時間が6時間未満となると睡眠不足と言えます。
睡眠不足に伴う影響についてですが、睡眠不足は胎児に
直接影響を与えるわけではありません。
胎児は妊婦さんの睡眠に関係なく、自分で約30分おきに
睡眠をとるので、妊婦さんが睡眠不足だからといって胎児も睡眠不足にはなりません。
ただ睡眠不足は母体の体調不良には影響を与えることは間違いありません。
ちなみに生命活動を維持するためには1日
最低4時間は睡眠時間をとらなければいけません。
そうなると母体や胎児にも命に危険を及ぼしてしまいます。
昼間などに眠気が襲ってきたら
睡眠をとれているとれていないに関わらず、
時間があれば眠ってしまうのが効果的です。
その時の超大事なポイントが15分だけ寝ることです。
15分寝ることが脳のリフレッシュに最適な時間でよって
3~4時間分の寝不足を補えることが研究で明らかになっています。
15分以上寝ようとすると深い眠りに入り、中途半端に
起きることによって、昼寝で起きた時のように逆に疲れてしまうのです。
時間がない時でも15分だけ確保できれば
眠気や寝不足を解消できるのでかなり効果的です。
最後に寝るときの体勢
・睡眠時間は最低1日6時間
・10時~2時には寝始める
これらを守れば、たとえ寝不足と感じていても
母体、胎児の健康に問題はありません。
そしてもうひとつ大切なのが寝る体勢ですので
それだけ確認して頂ければと思います。
基本的に左下半身を下にして横向きに寝ることです。
※抱き枕があると楽に眠ることができるのでおすすめです。
左半身を下にすることで、胃腸に負担を減らすことができます。
また血流の流れを止めることもないので、しっかりと血液が流れ、胎児にも栄養を送れます。
仰向けで寝ても構いませんが妊娠20週目までにしてください。
お腹が大きくなる妊婦さんが仰向けで寝ることで、血管が潰されてしまい
十分に血液が送ることができなくなり、胎児への併用補給にも弊害をきたしてしまいます。
妊娠中の睡眠は左半身を下にして横向きで寝るようにしましょう。
以上、妊婦さんの睡眠時間や睡眠不足の影響についてでした
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