妊娠中の果物

妊娠中におすすめの果物と食べ方について!

妊娠中におすすめの果物と食べ方について!

 

 

 

産婦人科では妊婦さんが間食などで果物を食べることをつよく勧められます。

 

 

特に妊娠中は糖が必要になり甘いものが欲しくなります。お菓子などで食べてしまうと妊娠糖尿病や妊娠高血圧を引き起こしてしまいます。

 

 

しかし果物に含まれる糖はフルクトース(果糖)であるため、ブドウ糖は分解されず血糖値は上がりません。

 

 

またカロリーも脂質もほとんど含まれていませんし、ビタミンや葉酸など妊娠中に必要な栄養素を豊富に含んでいるため胎児の成長にも効果的です。

 

 

そのため甘いものが食べたくなったり、間食の時には基本的には果物を食べるようにしましょう。

 

 

ここでは妊娠中におすすめの果物と食べ方についてお伝えします。

 

 

妊娠中に効果的な果物

 

 

妊娠中に産婦人科でよく勧められる果物を3つほど挙げたいと思います。

 

 

①りんご

 

 

 

 

りんごは妊娠中の方には非常におすすめです。産婦人科でも積極的に食べるようにと一番推奨されているのがりんごです。

 

 

りんごにはペクチンという食物繊維が含まれていますが、このペクチンは胃酸の分泌を調整したり、つわりを抑える働きを持っています。血中のコレステロールも吸収されることで血糖値を下げて新陳代謝を活性化させます。

 

 

さらにペクチンは食物繊維の一種なので、りんごを食べることで妊娠中に起きやすい便秘を解消してくれる効果があります。

 

 

その他りんごには葉酸、ビタミンE、ビタミンCも豊富に含まれているためつわりで苦しい時など、りんごを食べることで栄養を摂取することができます。

 

 

またすりりんごなどにすればより食べやすくなるのでおすすめです。

 

 

②バナナ

 

 

 

 

バナナも妊娠中におすすめされる果物のひとつです。

 

 

バナナ1本にはビタミンB6が0.38mg含まれており果物の中でもトップクラスに多くビタミンB6を摂取できます。

 

 

ビタミンB6は胎児の内臓器官を形成するのに欠かせない栄養素です。ただ豚肉や大豆類をたくさん食べなければいけません。

 

 

しかしバナナならある程度量を食べることができますので、ビタミンB6をしっかりと摂取することができます。

 

 

また不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれるので便秘解消にも効果的です。消化吸収もしやすく、すぐにエネルギーとなるため朝食としても向いている果物とされます。

 

 

③イチゴ

 

 

イチゴは葉酸が不足している方に食べるようおすすめされる果物です。

 

 

葉酸が不足してしまうと胎児の中枢神経が未発達になり神経管欠乏症などの先天性奇形児が生まれる原因にもなりまかねません。

 

 

その他、内臓機能や末端神経の形成する働きを持っているので、不足すると鼻が低かったり、目が小さくなってしまいます。

 

 

そのため妊婦さんは葉酸の摂取が必要不可欠です。イチゴには100gに90μgの葉酸が含まれています。これは果物の中で一番豊富に含まれているとされます。

 

 

妊娠中に必要な葉酸は1日400ug必要ですので、イチゴを7個(100g)食べるだけで、4分の1を補えることができますのでおすすめと言えます。

 

 

ということで妊娠中は以上の果物が特に効果的となりますので、積極的に食べていきましょう。その他の果物もデメリットとなることはないので安心して食べてください。

 

 

果物を食べ方や注意点

 

 

果物を食べる際には食べる量や食べ方について少し注意点があるので確認しましょう。

 

 

食べる量

 

 

妊婦さんが果物を食べるときは1日に200gが最適とされています。

 

 

バナナ2本、りんご1個、イチゴ14個でそれぞれ200gになります。あまり食べ過ぎてしまうとフルクトース(果糖)といえど悪影響になる場合があるので要注意です。

 

 

果物はカロリー、糖質、脂質ともに少なく、さらにビタミン、葉酸を摂取できるので200gを超えても問題ないとされています。※アイスやお菓子はカロリーや糖質が多いから問題とされます。

 

 

ただ炭水化物や脂質が含まれないので食事としては食べずにあくまで、小腹が空いた時の間食や食後のデザートそして食べるようにしてください。特に朝に食べるとビタミンの吸収率が上がるためおすすめです。

 

 

果物を食べる際の注意点

 

 

また果物を注意点としては食べる前に表面を洗うようにしてください。

 

 

果物の表面の皮にはリステリア菌という細菌が生息しており妊婦さんへの感染率がきわめて高いのです。

 

 

感染すると胎盤を通じて胎児に感染してしまい、早産や流産のリスクが数%ですが上昇してしまいます。

 

 

妊娠中に果物を食べるときは念入りに水洗いするようにしてください。※果物に限らず野菜などの生ものも水洗いしましょう。

 

 

ジュースも効果的

 

 

また無添加の100%果汁ジュースならば飲み物として飲んでも、果物を食べた時と同じ効果が得られます。

 

 

つわりで苦しい時もジュースであればたくさん摂取できますのでおすすめです!

 

 

甘いものが食べたくなった場合にはお菓子を食べるのではなく果物に置き換えて積極的に取り入れるようにしてください。

 

 

ということで妊娠中におすすめの果物と食べ方についてでした

先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!



葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。

産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。

しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。


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