妊婦さんと生野菜

妊婦さんが生野菜を食べるときは要注意!

妊婦さんが生野菜を食べるときは要注意!

 

 

 

妊娠中に生野菜を食べることはビタミンや食物繊維の摂取につながり
胎児の成長や妊娠中の便秘解消などに効果があり、非常に大切です。

 

 

しかし生野菜を食べる時には、注意が必要であり、それは生野菜にはトキソプラズマ菌が付着している可能性があるのです。

 

 

ここでは生野菜に付着するトキソプラズマ菌の危険性と食べ方についてお伝えしたいと思います。

 

 

生野菜に付着しているトキソプラズマ菌

 

 

トキソプラズマ菌というのは土や土壌に生息している菌のことです。

 

 

このトキソプラズマ菌は手に付着したり、食べ物に付着して
そのまま菌を飲み込んでしまうと感染してしまう恐れがあります。

 

 

特に生野菜には土が付着していることもあるため、
トキソプラズマ菌も生息している可能性が極めて高いです。

 

 

トキソプラズマ菌は妊婦さんは通常の約20倍も感染確率が高く、感染してしまうと
リンパ節の腫れ、発熱、のどの痛み、目のかすみや痛み、なんとなく具合が悪い、気分が悪い
などの症状を引き起こします。

 

 

さらにトキソプラズマ菌は胎盤を通過する特性を持っているため、
妊娠中に感染すると胎児まで感染する可能性があるので注意してください。

 

 

胎児が感染してしまうと、水頭症、大頭症、脳室の膨大などの奇形性、
さらに早産や流産にもつながってしまったという報告例もあるのです。

 

 

このように生野菜にはトキソプラズマ菌が生息している可能性があるので
そのまま口にしてしまうと感染の危険性があるのです。

 

 

生野菜を妊婦さんが食べるときは

 

 

だからといって、妊婦さんが生野菜を食べてはいけないわけではありません。

 

 

生野菜を食べる時に行ってほしいのは、
必ずよく水洗いすることです。

 

 

念入りにしっかりと洗うようにすれば、トキソプラズマ菌は
落ちるので、妊娠中の方が食べても問題ないとされます。

 

 

ただそれでも心配という方はトキソプラズマ菌が過熱すれば
完全に死滅するので、生野菜ではなく火を通して食べることを勧めます。

 

 

またトキソプラズマ菌は土に生息するので、ガーデニングなどで
土に触れる際はしっかりと軍手をするようにしてください。

 

 

帰宅する時も手に雑菌がついているのでしっかりと手洗いを忘れないようにしましょう。

 

 

また生野菜を食べたり、生ものを食べてしまった後に
リンパ節の腫れ、発熱、のどの痛み、目のかすみや痛み、なんとなく具合が悪い、気分が悪い

 

 

などの症状が現れた場合には感染の疑いがあるので
念のため産婦人科を受診することをおすすめします。

 

 

妊婦さんがトキソプラズマ菌に感染していても
スピラマイシンという薬を服用することで治療が可能です。

 

 

 

 

早期発見が重要ですので、何か症状が起きた
場合には産婦人科を受診するようにしましょう。

 

 

ということで、妊婦さんが生野菜を食べるときの注意点でした。
生野菜じたいはしっかりと洗えば、たくさん食べても問題ありません。

 

 

妊娠中に必要なビタミンや葉酸をたくさん含んでいるので積極的に食べるようにしましょう。

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