妊婦さんとチアシード

 

チアシードはメキシコで栽培されている果実の種のことです。
無味無臭で食べるとポリポリとアーモンドナッツのような感じです。

 

 

最近ではダイエットや健康食品として大変効果があるとメディアでも
取り上げられ、海外セレブやミランダカーも食べていることから一躍有名になりました。

 

 

そしてこのチアシードなのですが妊婦さんが食べても
大丈夫なのかというと妊娠中に食べても問題はありません。

 

 

むしろ妊娠中に起こりやすい症状を改善させる効果があります。
ここではチアシードの妊婦さんへの効果と食べ方についてお伝えします。

 

 

チアシードの妊婦さんへの効果

 

 

チアシードにはさまざまな栄養素が詰まっており、多様な効果が
ありますが、妊婦さんには３つほど大きなメリットがあります。

 

 

①食物繊維で便秘解消

 

 

チアシードは約４０％がグルコナンマンと呼ばれる食物繊維で
できており、水分を吸収すると１０倍の大きさに膨れ上がります。

 

 

これによって腸の運動を活発にさせ、腸管にこびりついた
便をゴッソリと取り除くことができ、そのまま便秘も解消する効果があります。

 

 

さらにこのグルコナンマンは体内のコレステロールや糖分も
吸収する働きがあり、体内の老廃物も一緒に排出してくれます。

 

 

②必須アミノ酸、カルシウム

 

 

チアシードには魚に多く含まれる必須アミノ酸やカルシウムが豊富に含まれています。

 

 

カルシウムは牛乳の６倍も多く含まれており、胎児の骨や歯の
形成の際にカルシウムは必ず必要となる栄養素です。

 

 

妊娠中は肌が乾燥がちになるのですが必須アミノ酸が肌を
保水させることによって、乾燥を防ぎ、さらにコラーゲンの生成を促します。

 

 

③オメガ３脂肪酸

 

 

チアシードの中で一番の効果が期待できるのがオメガ３脂肪酸です。
限られた食べ物にしか含まれていなく大変貴重です。

 

 

このオメガ３脂肪酸は善玉菌コレステロールを増やし、
血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを分解する効果があります。

 

 

そのため高血圧や動脈硬化など妊娠中に起こりやすい症状を予防、改善します。
また血液がサラサラになることで胎児に栄養を送りやすくなります。

 

 

オメガ３脂肪酸は１日２．１ｇのオメガ３脂肪酸が最低必要なのですが、
チアシードをおおさじ１杯食べるだけで必要摂取量を満たすことができます。

 

 

このようにチアシードは妊婦さんにとってかなり効果的な食べ物とされます。
特に妊娠初期の方ほどチアシードで栄養補給のために食べることをおすすめします。

 

 

妊娠中のチアシードの食べ方について

 

 

チアシードを妊婦さんが食べる場合には
１日おおさじ１杯（１５ｇ）だけ食べるようにしましょう。

 

 

あまり多く食べるとグルコナンマンが過剰摂取され
下痢になりやすくなってしまうので、注意しましょう。

 

 

そして食べ方ですが、どのようにして食べても構いません。
人気なのはサラダにそのままかける食べ方で、手間いらずです。

 

 

 

 

またジュースなどに入れるとタピオカのようなプツプツとした
食感になり、おいしく感じれる食べ方もありますのでおすすめです。

 

 

そして食べるタイミングはいつでも構わないのですが、
朝起きてすぐに食べることで最も効果が得られます。

 

 

朝は腸が最も活発に働くのでチアシードの栄養素が吸収されやすく、
体内のコレステロールも排出し、便秘も解消されます。

 

 

ですので、できれば朝起きて大さじ１杯食べるようにしてみてください。
無味無臭ですので敏感な妊婦さんでも安心して食べれると思います。

 

 

最近ではホワイトチアシードがより栄養が豊富でおすすめとされます。

 

 

 

 

ネットで購入できるので是非試してみてはいかがでしょうか。
以上、妊婦さんのチアシードを食べる効果と注意点についてでした。

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