妊婦と海苔

妊婦さんは海苔を食べても大丈夫!?効果と食べ方!

妊婦さんは海苔を食べても大丈夫!?効果と食べ方!

 

 

 

妊娠中に海苔を食べても大丈夫なのか心配される方が多いです。

 

 

というのは『ひじき』にヒ素が含まれ、食べてはいけないと言われているため、
同じ海藻類である海苔も食べてはいけないのではないかと広まりました。

 

 

結論から言うと海苔にはヒ素は含まれませんし、その他に妊娠中に
悪影響になる成分も含まれないので食べても問題ありません。

 

※わかめや昆布などの海藻も同様に安全です。

 

 

そしてひじきなのですが、たしかにヒ素が含まれていますが、WHOから
毎日ひじきを5.3g以上食べなければ全く問題ないと発表されています。

 

 

 

 

日本人はひじきを1日あたり0.9g食べるという統計があります。
毎日食べるのはいけませんが、たまに副菜としてひじきを食べる分には何ら問題ありません。

 

 

そして海苔には豊富な栄養が含まれているため、
妊娠中には積極的に食べた方がよいとされます。

 

 

ここでは海苔を食べる妊婦さんへのメリットと食べ方についてお伝えします。

 

 

海苔の妊婦さんへの効果

 

 

①葉酸の摂取

 

 

海苔の一番の効果として葉酸を多く摂取することが挙げられます。

 

 

妊娠初期は特に葉酸を400μg摂取する必要がありますが、
焼き海苔を8枚(1枚19cm×20cm)食べることで400μg摂取できます。

 

 

葉酸は胎児の中枢神経を形成する役割を果たします。
もし不足してしまうと神経管欠損症などのリスクが上がってしまいます。

 

 

焼き海苔を1枚食べるだけでも8分の1摂取することができるのでおすすめです。

 

 

②鉄分の摂取

 

 

胎児に栄養を送る場合には血液を通して送られます。
そのため妊娠中は胎児に送る分の血液を増やすため鉄分が必要となります。

 

 

1日には約20mgの鉄分を摂取する必要があり、
もし不足してしまうと低体重症を引き起こす可能性があります。

 

 

鉄分を摂取する場合にはレバーが最も効率的なのですが、
妊娠中はレバーは食べることは控えるべきとされています。

 

 

しかし海苔1枚食べることでレバー10gと同じ鉄分(1.9mg)を摂取することができます。

 

 

その他ビタミンの摂取

 

 

海苔はその他にもビタミンAやビタミンCを摂取することができます。

 

 

ビタミンAは体の免疫機能の向上にもつながります。
海苔1枚でおよそ卵1個、ニンジン10gほど摂取することができます。

 

 

ビタミンCはコーラゲンの生成につながり、メラニン色素を抑える働きもあるため
もたらすため肌荒れやシミの予防をすることができます。

 

 

以上のように妊娠中は栄養が豊富に含まれます。

 

 

また海苔はお腹の中で膨れる働きがあるため
妊娠中の食べ過ぎを防いでくれます。

 

 

妊婦さんの海苔の食べ方について

 

 

海苔を妊婦さんが食べる場合には間食として食べるのが良いとされます。
普通に焼きのりをバリバリと食べるだけでも栄養補給になります。

 

 

腹持ちが良いので、甘いものなどのお菓子と置き換えて食べるようにしましょう。
また朝食などにも海苔を取り入れて食べても構いません。

 

 

食べる量ですが基本的に何枚でも大丈夫とされます。
栄養補給で行うのであれば、1日1枚食べるようにしましょう。

 

 

味付け海苔はNG

 

 

 

 

味付け海苔は塩分が多く含まれるので、高血圧
引き起こす可能性があるので控えるようにしましょう。

 

 

また焼き海苔は味気がないため、塩や醤油を
かけて食べることがありますが、それも控えましょう。

 

 

妊婦さんは海苔は味付けをしないでそのまま食べるようにしましょう。
その点ではお味噌汁に入れるのが食べやすいです。

 

 

ということで海苔と妊婦さんについてでした

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