妊婦とグレープフレーツ

妊婦さんがグレープフルーツを食べるメリットと食べ方!

妊婦さんが食べるグレープフルーツのメリットと食べ方!

 

 

妊娠中に果物を食べることは水分摂取やビタミンの栄養補給にもなるため、産婦人科の医師も果物を積極的に食べることをすすめています。

 

 

そして妊娠中に特におすすめされるのがりんごとグレープフルーツなんです。

 

 

ここでは妊婦さんがグレープフルーツを食べるメリットとまた食べる時の注意点もあるのでそれらについてお伝えします。

 

 

妊娠中にグレープフルーツを食べるメリット

 

 

妊娠中にグレープフルーツがおすすめされているのは他の果物よりも栄養素が豊富で特にビタミンCと葉酸、ビタミンEが含まれる点が大きいです。

 

 

①ビタミンC

 

 

妊娠中にビタミンCを摂取することは非常に大切です。

 

 

ビタミンCは胎児のコラーゲンの生成や皮膚や骨を丈夫にする役割を持っています。

 

 

また胎児への栄養補給というのは血液を通して送られるわけですが、この時に大量の鉄分が必要となり、妊娠中には鉄分が不足するという鉄欠乏性貧血にかかりやすいとされます。

 

しかしビタミンCを摂取することによって、鉄分の吸収を助けるため、鉄欠乏性貧血を予防し、しっかりと胎児に栄養を送ることができます。その他にもビタミンCはストレスを解消する働きも持っています。

 

 

妊婦さんが1日に必要なビタミンCというのは110mgとされています。そしてグレープフルーツ1個分に含まれるビタミンCは36mgです

 

 

レモンはたくさん摂取できませんが、グレープフルーツならばたくさん食べれますので、ビタミンCをたくさん摂取することができます。

 

 

②葉酸

 

 

葉酸はビタミン12の一種とされ、特に妊娠初期に摂取することで胎児の中枢神経を形成する働きを持っております。

 

 

妊娠中の葉酸の摂取が不足することによって神経管欠損症(NTD)や鼻が小さくなったり、目が小さくなるという胎児の先天性奇形が引き起こされてしまいます

 

 

妊婦さんは1日400ugの葉酸が必要です。(成人女性は240ug)そしてグレープフルーツには1個あたり45ug含まれています。

 

 

15ugでは確かに400ugには程遠いのですがフルーツの中で葉酸が含まれているのものは少ないので、少しの足しになるためおすすめとされています。

 

 

③ビタミンE

 

 

ビタミンEは抗酸化作用を持っており、活性酸素を除去する働きも持っており、血行を良くすることができます。

 

 

グレープフルーツを食べてビタミンEを摂取することでニキビや肌荒れなども改善させることができます。

 

 

その他にもグレープフルーツにはイノシトールやナリンギンなどの栄養素も含んでいます。

 

 

・イノシトール血管の脂肪をやコレステロールの代謝を活発にさせる働きがあります。

 

 

・ナリンギンはグレープフルーツの苦みの元で、血中に含まている脂肪酸を分解してくれて、胎児に高純度の栄養を送ることができます。

 

 

以上のようにグレープフルーツには妊婦さんが食べるとたくさんのメリットがあることが分かります。

 

 

妊婦さんのグレープフルーツの食べ方と注意点

 

 

妊娠中にグレープフルーツを食べる場合には少しの注意点とおすすめの食べるポイントがありますのでお伝えしたいと思います。

 

 

①グレープフルーツを選ぶとき

 

 

基本的に外から触って柔らかく、大きめのグレープフルーツが栄養が高いです。

 

 

黄色いグレープフルーツよりも赤い方がベーターカロテンとリコピンの数値が何倍も高いので、中身が赤いグレープフルーツがおすすめです。

 

 

②食べる前には洗う

 

 

グレープフルーツの皮には、防腐剤や防カビ剤が付着しています。

 

 

本来は口にしませんが、何かの拍子に防腐剤が中身に入り込んで食べてしまうと、母体や胎児に悪影響となります。

 

 

特に防カビ剤には胎児の先天性異常を引き起こすリスクがありますので、食べる前に皮はしっかりと水洗いを行うようにしてください。

 

 

③食べる量について

 

 

基本的に食べ過ぎても悪影響になることはないのですが、1日1~3つくらいにおさめるのが良いとされます。またグレープフルーツは妊婦さんでも毎日食べて問題ありません。

 

 

しかし何か薬を服用している方はグレープフルーツは食べてはいけません。グレープフルーツには薬の成分を打ち消す酵素が含まれているのです。

 

 

これは厚生労働省からも注意喚起がなされています。心配でしたら薬を処方してもらったときに尋ねてみましょう。

 

 

グレープフルーツジュースの場合

 

 

グレープフルーツでも栄養を摂取できますが、果物として生のグレープフルーツを食べる方が栄養を補うことができます。

 

 

もしジュースで飲む場合には濃縮還元タイプの果汁100%のグレープフルーツジュースを摂取するようにしましょう。飲む量は特に気にせずに好きに飲んで問題ありません。

 

 

ということで妊婦さんにはグレープフルーツはとても栄養満点なので、食後のデザートや間食としてグレープフルーツを食べることをおすすめします。またグレープフルーツでなくともリンゴでも同じような効果が得られるのでおすすめです。

 

 

ということで妊婦さんとグレープフルーツについてでした

先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!



葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。

産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。

しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。


⇒葉酸の選び方のポイントとおすすめランキング!

ホーム RSS購読 サイトマップ