妊娠初期の体重減少

妊娠初期の体重減少の原因、影響について!

妊娠初期の体重減少の原因、影響について!

 

 

妊娠初期には体重が減少してしまうことがあります。

 

 

一般的に妊娠初期につわりがある場合には、
食べ物が食べれないことで体重が減ってしまうことが多いです。

 

 

しかしつわりがなく普通に食事をしていても体重が減ってしまう場合もあります。

 

 

この場合には筋肉の量の低下や炭水化物や脂質など脂肪になりやすいものを
食べていないことによって体重が数キロ減少するなどが原因として挙げられます。。

 

 

体重が減少していると胎児が成長していないのではないかと不安に思われる方も多いです。
ここでは妊娠初期の体重減少による胎児への影響や対策法についてお伝えします。

 

 

妊娠初期の体重減少の影響について

 

 

妊娠初期の体重減少していたとしても2~3キロなどであれば問題ないとされます。

 

 

妊娠初期の胎児の重さというのは

 

 

・妊娠2か月で2g~3g

 

・妊娠3か月で20g

 

・妊娠4か月で100g

 

 

とされているため、妊娠初期の体重の増加、減少というのは
胎児の重さの変化とはほとんど関係ないのです。

 

 

※胎児の体重が急激に増えるのは妊娠5か月以降

 

 

吐きつわりによって食べることが難しいと2~3キロ減少することはよくあります。
しかしサプリメントなどで妊娠初期に必要な葉酸・カルシウム・鉄分を補えていれば胎児のしっかりと成長していきます。

 

 

ただ体重減少にも危険なラインがあります。

 

 

妊娠初期に妊娠前の体重の10%以上(50キロの場合には5キロ)
減少している場合には体重が減りすぎと診断されます。

 

 

これは母体は立ちくらみや体力の低下などにもつながり、また胎児にも十分に栄養を送れていないとされ、赤ちゃんの低体重症を引き起こす危険性もあります。

 

 

逆に妊娠初期に2キロ以上体重が増加していると増えすぎとされます。

 

 

妊娠初期の体重減少の対策

 

 

病院での治療

 

 

 

 

妊娠初期は4週間に1回、妊婦健診で体重を計っていきますが
体重が5キロなど大幅に下がった場合には入院して治療を受ける場合があります。

 

 

体重が減少していなくても、つわりで水も飲めない、立ちくらみやめまいで
常にふらふらな状態、おしっこが出ないなどの症状が出ても入院することもあります。

 

 

基本的に入院したら点滴によって栄養を摂取し、
数日~1週間ほど退院するという流れになります。

 

 

そして妊娠16週目の妊娠安定期を迎えるころには
吐きつわりは治まるのがほとんどですので、それまでは耐える必要があります。

 

 

症状が軽い場合

 

 

吐きつわりなどがなく、いつも通り食事をしていて
体重が減少している場合には気にしなくて大丈夫です。

 

 

ただ上記の通り妊娠前より10%体重が減っていれば、産婦人科に相談しましょう。
しかし食事をしっかりとれていれば、そのようなことはほとんどありません。

 

 

ですので体重よりもしっかりと妊娠初期に必要な鉄分や葉酸、
カルシウムなどを摂取できているかを意識するようにしてください。

 

 

妊婦さんの食事の原則は食べたい時にたくさん食べるです。妊娠中は体重が増えるのを恐れて食事制限を行わないようして、食べたいものを食べるようにして、胎児に栄養を補給してあげましょう。

 

 

以上、妊娠初期の体重減少の原因と影響についてでした

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