妊娠初期の不正出血の症状!量や色によっては危険!?
不正出血は生理以外の出血のことをさし、通常は
ホルモンバランスの乱れや病気の症状の一種であることが多いです。
そしてこの不正出血は妊娠初期にも出ることがあり、不正出血が
出ると流産の兆候だと心配になられる妊婦さんも多いです。
たしかに危険な場合の不正出血もあるので注意が必要です。
妊娠初期の不正出血にも様々なものがあり、ここではその特徴を紹介します。
妊娠初期の不正出血の症状について
妊娠初期における不正出血の症状としては
大きく分けて3つあるとされています。
①着床出血
受精が完了し、卵子が子宮に着床した時(生理予定日の1週間前~生理予定日の妊娠3週目)に
稀にですが出血があり、これを着床出血といいます。
着床出血は不正出血とは違ったものですが、不正出血が妊娠前から
ある方は着床出血を不正出血と勘違いしてしまうことがあります。
この着床出血の症状としては
・出血の量は非常に少ないです。おりものに血がつく程度です。
・出血の色は妊婦さんによってさまざまで、茶色い場合や
鮮血の場合など、またおりものが微量に含まれる場合があります。
・症状1日だけの出血がほとんどで、長くても2日ほどとされます。
以上が着床出血の症状であり、不正出血とは違うものです。
着床出血があっても安全ですので安心しましょう。
ただ着床出血は妊娠3週目に起こる出血ですので、
現在自分が妊娠3週目以降であれば着床出血ではないことが分かります。
②妊娠初期の不正出血(安全な場合)
では妊娠初期での不正出血で安全な場合についてです。
妊娠初期は黄体ホルモンが分泌されますが、それに伴って出血することがあります。
また妊娠初期は子宮の準備期間であり、子宮筋層が
胎盤に根差すときに出血があり、それが不正出血として出る場合があります。
これらの不正出血の症状としては
①出血の色はおりものに薄く血が混じったり、
茶褐色など妊婦さんによってバラバラ
②出血が出るのはほとんど1日で終わる、
稀に2日起こることもあります。
③出血量は少量、目安としては500円玉のサイズほどです。
④お腹、下腹部、子宮などに痛みはほとんどない
基本的にこれらの症状の場合には安全な不正出血とされます。
一応安静にしておいて、翌日には特に何も起こることはありません。
このタイプの不正出血は病院に行かなくても大丈夫とされますが出血が
あったことは産婦人科の先生には伝えましょう。
妊娠初期の不正出血(危険な場合)
そして妊娠初期の切迫流産や子宮外妊娠、胞状奇胎などの
サインとして、不正出血が出ることがあります。
※胞状奇胎とは別名『ぶどうっ子』と呼ばれ絨毛組織という胎盤の元となる組織が
ブドウのように膨れてしまい、異常繁殖する異常妊娠のことです。
これらが原因の場合の不正出血の症状としては
①つよい腹痛、下腹部痛がある。これが危険かどうかわかる一番の目安で
お腹が痛い場合にはその時点で産婦人科に行きましょう
②出血が中~大量である。およそ生理2、3日目ほどの量が出ます。
③数日続いて出血がある。3日以上続いたら危険です。
④鮮血であることが多いです。
ただ茶褐色の場合もあるので参考程度にしましょう。
⑤切迫流産などの場合には強いつわりも起こることがあります。
以上が危険な場合の不正出血の症状とされます。
自分でも少し異常だとわかるかと思います。
しかしこれらが起こるのは少ないケースですが、もし不正出血が
出てこれらの症状に当てはまる場合にはすぐに産婦人科に相談してください。
出血があった場合には症状をチェックして確認しましょう!
ということで妊娠初期の不正出血についてでした
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