妊娠初期の右下腹部痛の原因と解消法について!
妊娠初期には下腹部、特に右下腹部に痛みが発生します。
右下腹部がチクチクやズキズキであったり、ず~んと重い感じなど感じ方は人それぞれです。
この右下腹部痛は妊娠中によく起こる症状とされ、妊婦さんの6割以上が感じるとされる症状です。
多くの妊婦さんが経験する症状なのですが、中には病気によるものも挙げられるので注意してください。
ここでは妊娠初期の右下腹部痛の原因と対策法についてお伝えします。
妊娠初期の右下腹部痛の原因
妊娠初期に右下腹部の痛みが発生するのは大きく分けてふたつあるとされています。
①子宮が大きくなっている
妊娠初期に起こるとされる右下腹部痛の9割以上が子宮が大きくなることによるものです。
子宮に受精卵が着床して黄体ホルモンが分泌されると子宮が大きくなりますが、この時、左右にある子宮の靭帯も引っ張られます。
するとズキズキとした痛みが左下、右下腹部にあらわれます。また子宮の膨張は胃腸や膀胱を圧迫することもあり、頻尿や便秘などの原因にもなるとされます。
特に胎児にも影響はないですし、生理現象ですので問題はそこまでありません。妊娠安定期(16週~)を迎えると症状も治まります。
②着床痛
あまりないケースですが、1日~2日だけ右下腹部にチクチクとした痛みを感じた場合には着床痛が考えられます。
これは受精卵が着床時に子宮内膜を傷つけることで起きます。腹痛があったら、出血がないか確認しましょう。
出血があり、痛みが数日で治まる場合には着床痛だと判断できます。特に体には影響がないので安心してください。
③病気の可能性
またそれ以外の原因ですと病気によって妊娠初期に右下腹部痛が起こる可能性があります。
特に虫垂炎と卵管の腫れが挙げられるとされます。
病気による右下腹部痛の症状として横になって安静にしているのに激しい痛みがあったり、1日中痛みがあるのが特徴的です。
もしこれらに当てはまる場合には産婦人科を受診して相談するようにしましょう。
以上が妊娠初期の右下腹部の原因とされます。
右下腹部痛を和らげる方法
もし右下腹部痛がある場合、和らげる方法がありますのでご紹介したいと思います。
①体を温める
まず一番はできるだけ体を温めるようにすることです。
特に腹巻をしたり、お腹を服の上から体のカイロを貼るなどお腹を冷やさないようにしましょう。
また温かいお茶を飲むと特に有効です。※ノンカフェインの麦茶がおすすめです。
体を冷やすと、血行不良になり筋肉が硬直して余計に右下腹部が痛みが増してしまうので絶対に冷やさないでください。
②痛みがあるときは横になる
妊娠初期の腹痛は痛みが起きたり、おさまったりの繰り返しなのですが、痛みがある場合には横になりましょう。
痛みがおさまるまでは横になって、安静にしましょう。
基本的に妊娠安定期(妊娠16週~)になれば、ほとんどは右下腹部痛も落ち着いていくので安心して下さい。
③マッサージ
お腹が痛いときにはおへその上から『の』の字をかくように手のひらを当ててマッサージするようにしましょう。※1分ほどお腹をゆっくりマッサージしてください。
右下腹部痛があるときは上記のことを試してみましょう。それでも右下腹部の痛みが改善されなかったり、痛みが増してきいる場合には産婦人科に相談した方がよいです。
ということで妊娠初期の右下腹部痛についてでした
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