妊婦さんと当帰芍薬散

当帰芍薬散の妊婦さんへの効果と副作用、飲み方について

当帰芍薬散の妊婦さんへの効果と副作用、飲み方について

 

 

当帰芍薬散は妊婦さんにも処方される漢方の一種です。
妊娠中でも安全に服用できるので安心してください。

 

 

本来は女性の聖薬と呼ばれており月経トラブルを解決するのに
用いられる薬ですが、妊娠中の症状も抑えることができるのです。

 

 

ここでは当帰芍薬散の妊婦さんへの効果と副作用、
飲み方についてお伝えしたいと思います。

 

 

当帰芍薬散の妊婦さんへの効果

 

 

当帰芍薬散には6つの生薬が配合されており、この
生薬が妊娠中の様々な症状を改善させることができます。

 

 

①当帰と川きゅう

 

 

当帰芍薬散に含まれる『当帰』と『川きゅう』は体内の血行を促進させる働きがあります。
これによって貧血を予防しますし、血の巡りがよくなるので手足のしびれや寒気を改善できます。

 

 

特に妊娠中は貧血や立ちくらみなどが起きやすく、血行不良に
陥りがちなので、当帰芍薬散は非常に効果的です。

 

 

また血液は胎児の栄養素になるため血流が促進されることで
胎児の成長にもつながる効果も期待できるとされています。

 

 

芍薬の効果

 

 

そして当帰芍薬散に含まれる芍薬は鎮痛作用があります。
妊娠中に起こりやすい肩こりや腰痛を抑える働きがあります。

 

 

またホルモンバランスを整える働きがあり、妊娠中は黄体ホルモンが
過剰に分泌されてしまい、だるさや疲れが生じるのですが、それを解消する働きがあります

 

 

蒼朮と沢瀉と茯苓

 

 

そして蒼朮と沢瀉と茯苓の3つの成分が利尿作用があり、
体内に溜まった老廃物や水分を排出させる働きを持っています。

 

 

そのため妊娠中のむくみや便秘も改善させることができます。

 

 

以上のように当帰芍薬散には6つの生薬が配合されており、
妊娠中の様々な症状を改善させることができます。

 

 

およそ服用してから3週間ほどで効き目があらわれていきます。

 

 

当帰芍薬散の副作用について

 

 

当帰芍薬散には副作用があるので注意してください。

 

 

・胃のむかつき、食欲不振、吐き気

 

・発疹、発赤、かゆみ

 

・下痢

 

 

しかしほとんど起きないとされるのでそこまで心配はいりません。
もし症状が出たら数日使用してみてそれでも続く場合には使用を控えましょう。

 

 

妊娠中の当帰芍薬散の飲み方について

 

 

妊娠中であっても当帰芍薬散の飲み方は通常と変わりません。

 

 

①1日2回(1回1包)食前に水かお湯と一緒に服用していきます。

 

②最低でも1か月は服用してみましょう。

 

③1か月服用しても効果がない場合や
副作用が出た場合には使用を注意するようにしてください。

 

 

以上が当帰芍薬散の飲み方についてでした。

 

 

もし必要であればツムラ漢方の当帰芍薬散(1か月分6400円)が
ドラッグストアで販売されているのでそれを服用してみましょう。

 

 

ただ必ず薬剤師さんに妊娠中であることを伝え相談してください。

 

 

以上当帰芍薬散の妊婦さんへの効果と副作用、飲み方についてでした

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