妊婦さんは階段には要注意?【階段昇降の効果】
妊娠中の階段の上り下りは胎児などに影響はないのか
心配になさる妊婦さんも多くいらっしゃいます。
しかし妊婦さんが階段を上り下りすることは胎児などに
影響はないですし、むしろ健康に効果的とされています。
買い物袋などを持って階段を昇ったり、降りたりしても大丈夫です。
ただ転倒が怖いので、しっかりと手すりにつかまりましょう。
また臨月の方などは出産に備えて、階段昇降を行うように
助産師や産婦人科の医師に言われることもあります。
※自宅でできる階段昇降です。
ここでは妊婦さんの階段の注意点と階段昇降の
効果などについてお伝えしたいと思います。
妊婦さんの階段昇降の効果
妊娠中には米袋や段ボールを持つなどの腰に負担を
かかるものは胎児を圧迫したり、腰痛の原因になるので避けるべきとされます。
しかし妊娠中の階段を昇り降りすることは、
腰にも負担をかけませんし、むしろ骨盤まわりを柔らかくする効果があります。
そのため、妊娠中にはウォーキングなどの軽い運動が推奨されますが、
階段昇降も妊娠中に効果的と産婦人科では勧められる場合があります。
妊娠初期、妊娠中期の階段昇降
妊娠することによって子宮が肥大していきますが、骨盤も
子宮を支えるために大きく成長してきます。
すると骨盤の突然の成長にまわりの筋肉が耐えられなくなり、
骨盤まわりなどの血流が停滞して硬くなったり、痛み出してしまいます。
しかし階段昇降をすることによって、骨盤まわりを緩ませることができて
血流が促進されることによって、痛みなども緩和されて、胎児の成長にも効果的です。
運動を全くしていないと妊娠初期から妊娠中期にかけて
骨盤や関節が固くなって、症状が悪化していくので早い時期から始めましょう。
妊娠後期、臨月の階段昇降
妊娠後期、臨月時になると、出産に備えて
子宮口や産道を広げる必要があります。
そして階段を昇り降りすることで、骨盤と筋肉が緩み
子宮口が開き、さらに陣痛を促す効果もあります。
そのため産婦人科では臨月になると階段昇降を推奨されます。
ただ階段昇降のし過ぎは破水や転倒の危険性もあるので
やりすぎないようにしっかりと正しい方法で行いましょう。
階段昇降の方法
妊婦さんが階段昇降を行う時は、家でできるものでしていきます。
階段昇降は雑誌などで踏み台を作れますが、妊婦さんは危険です。
専用のものを購入するようにしてください。
2000円ほどで購入できます。
①妊婦さんの階段昇降は手で机か何かにつかみながら、
左足を上げて、右足を上げて、左足を降ろし、右足を下します。
※足の順番はどちらでも構いません。自分がやりやすい方で行いましょう。
②これを最初は1日5分ほど行っていきます。
慣れたら1日最大10分に延長していきましょう。
③1=2週間ほどすると骨盤のあたりが柔らかくなるのが実感できます。
臨月の方には階段昇降は非常に効果的ですので
産婦人科の先生に尋ねてみてください。
また妊娠初期の方も何か運動を始めるならば階段昇降や
ウォーキングをして運動不足にならないようにしましょう!
普段の生活で階段を使うのは全く問題ありませんが
エレベーターよりも積極的に階段を使ってください。
その際は転ばないように手すりなどは掴まりましょう。
以上妊婦さんと階段昇降についてでした。
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
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