妊娠初期の咳の原因と止まらない咳を抑える方法!
妊娠初期になると咳が止まらなくなる症状が出る場合があります。
咳は腹圧がかかったり、胎児へ悪影響を及ぼしてしまいます。
そのため咳はできるだけ早めに対処する必要があります。
ここでは妊娠初期の咳の原因と咳を止める方法についてお伝えします。
妊娠初期にはなぜ咳が起きる?
妊娠初期に咳が出るのは、妊娠中は黄体ホルモンの分泌が
活発になることによって、免疫力が低下してしまいます。
①風邪の初期症状
免疫力の低下によって、風邪のウィルスにとても感染しやすくなります。
風邪の初期症状として咳が出てしまいます。
風邪の症状が進行すると、菌は胎盤を通過する性質があり
胎児に感染してしまい、早産や切迫流産の原因にもなりえます。
また発熱が伴うと、羊水の温度も上昇し、胎児の心拍数が
上昇することで、負担がかかってしまいます。
妊娠初期の咳のほとんどが風邪によるものですので注意してください。
②ハウスダスト
妊娠中は非常に敏感な時期でありまして、妊娠前は
全く気にならなかった、ほこりやダニなどのハウスダストによって咳が出てしまいます。
部屋の換気をしっかりとし、布団は掃除機をかけ、天日干しを行うようにしてください。
③水分不足
水分不足も咳が出る原因になってしまいます。
妊娠初期は子宮に水分が吸収されたり、胎児に栄養として
血液が送られてしまうため、水分が不足しがちになってしまいます。
水分が足りないと、喉が渇きやすくなり、炎症も起こしやすくなります。
そのため妊娠中は最低でも1.5リットル以上の水分は摂取するように心がけましょう。
妊娠初期の咳を軽減する方法
妊娠初期に咳が出ている時に、試してほしい
おすすめの方法をご紹介したいと思います。
飲み物で咳を止める
水分補給をする際に、咳を止める効果のある飲み物を飲むようにしましょう。
おすすめはパイナップルジュースです。
パイナップルにはブロメラインという成分が含まれており、
喉の炎症を抑えたり、咳を止める効果を持っています。
水分補給をするときはパイナップルジュースを飲むようにしてください。
またフルーツにパイナップルを食べるのも効果的です。
②はちみつを食べる
はちみつののど飴があるように、はちみつは喉の炎症を
抑える効果があり、咳を軽減する効果があります。
また大根を食べるのも咳を抑える効果があるので是非試してみてください。
③妊娠初期でも飲める咳止め薬
また咳を止めるにはやはり咳止め薬が効果的です。
妊娠初期でも服用できる薬がありますので、飲むことをおすすめします。
市販薬
麦門冬湯
会社:ツムラ漢方
主成分:日局バクモンドウ
値段:8包み(4日分)1500円
用法用量:1日2回食前に1包飲むようにしてください。
妊娠初期でも服用できる咳を止める薬には漢方の麦門冬湯があります。
薬局やドラッグストアで売られていますが、購入の際は薬剤師さんに相談しましょう。
②産婦人科でもらえる咳止め薬
メジコン錠
会社:塩野義製薬株式会社
主成分:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
値段:1錠5.6円
用法用量:1日1回1錠から2錠服用します。
妊婦さんの場合には産婦人科医の指示に従ってください。
メジコン錠は産婦人科でよく処方される咳止め薬で、
咳をコントロールする延髄の部分を鎮静させることで咳を止めます。
以上が妊娠初期の咳の原因と咳を止める方法についてでした。
ただ咳は風邪の初期症状である場合がほとんどですので、
咳が出始めたら症状が悪化する前に産婦人科を受診するようにしましょう。
また内科ですと妊婦さんは専門外とするところが多いので、
風邪や咳などを患っていても産婦人科を受診するようにしてください。
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葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
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