妊婦さんがリステリア菌に感染する原因と症状!
妊娠中は免疫力が低下するため、様々な感染症にかかりやすいのですが、
その中でもリステリア菌という細菌には要注意です。
リステリア菌は妊婦さんが特に感染しやすく、さらに
感染すると胎児にも悪影響を及ぼしてしまいます。
ここでは妊娠中の①リステリア菌の原因と②リステリア菌の症状と胎児への影響、
③妊婦さんの場合の治療法についてお伝えしたいと思います。
①リステリア菌の原因
リステリア菌に感染する原因は主に3つあります。
①野菜などの生もの
野菜、生ハム、生魚、などの生ものにリステリア菌が繁殖しており、
そのまま生で食べてしまうことで感染してしまいます。
リステリア菌は加熱すれば死滅してしまうので、
魚やお肉でしたら必ず加熱してから食べるようにしましょう。
また野菜であればしっかりと洗うようにしてください。
洗えば表面に付着したリステリア菌が落ちますので生野菜でも問題なく食べれます。
②猫や犬の糞
犬や猫の糞にもリステリア菌が付着しております。
何かの拍子に付着してしまい、そのまま洗わずにいると
リステリア菌が体内に入りこみ感染してしまいます。
犬や猫に触ることは自体は問題ないとされます。
③土に付着している
リステリア菌は土や土壌にも生息しています。
気をつけたいのがガーデニングや草むしりなどを行う際は感染する可能性が高いです。
土にさわる際は必ず軍手をして、作業が終わったら必ず手を洗いましょう。
以上がリステリア菌の感染原因です。
口から感染するのでしっかりと手を洗うようにしてください。
リステリア菌の症状と胎児への影響
症状
リステリア菌に感染すると妊婦さんが起こる症状としては約37度の発熱、頭痛、寒気が挙げられます。
ただこれらは妊娠したことによって起こる症状としてもとらえることが
できるので、リステリア菌に感染していると自分では気づかない場合が多いです。
しかし定期妊婦健診を受けていれば検査で
分かるので妊娠したら必ず受けるようにしてください。
また体の調子が悪かったら妊婦さんは産婦人科を受けるようにしてください。
胎児への影響
また胎児の影響ですが、リステリア菌は胎盤を通して、胎児にも感染してしまいます。胎児が感染すると早産や流産の可能性が上がります。
また出産後、赤ちゃんが新生児髄膜炎や新生児敗血症という症状を引き起こす可能性もあるとされます。
③妊娠中のリステリア菌の治療法
妊娠中のリステリア菌は抗生物質によって治療していきます。
薬ではスピラマイシンという薬を処方されることが多いです。
早期であれば問題なく治療できるので早期発見が重要です。
少しでもおかしな症状が起きたら産婦人科に診察を受けましょう。
以上、妊婦さんがリステリア菌に感染する原因と症状についてでした
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