妊婦さんのこむら返り

妊娠中のこむら返りの原因と対策法!

妊娠中のこむら返りの原因と対策法!

 

 

妊娠中に起こりやすい症状としてこむら返りがあります。
朝起きた時や睡眠中にふと目を覚めすと、むら返りで激痛が走ってしまいます。

 

 

妊娠周期が進むほど、こむら返りの症状も発生しやすくなります。

 

 

ここでは妊娠中のこむら返りの原因や胎児への影響、そしてこむら返りの対策方法についてお伝えします。

 

 

妊娠中に起きるこむら返りの原因

 

 

妊婦さんのこむら返りの原因というのは大きく分けて①骨盤のゆるみ、②カルシウム不足、③血行不良の3つが挙げられます。

 

 

①骨盤のゆるみ

 

 

妊娠中のこむら返りの一番の原因は骨盤のゆるみによるものとされます。

 

 

妊娠すると子宮が大きくなり、骨盤が圧迫されて内側から緩んでいきます。すると足の筋肉が引っ張られた状態になります。

 

 

そして筋肉は骨盤の負荷に逆らおうと急激に収縮することによって痙攣してしまい、こむら返りが起きてしまうのです。

 

 

特に胎児が成長すればするほど、骨盤は緩んでいくため、妊娠後期になるほどこむら返りが引き起こされやすくなってしまいます。

 

 

②カルシウム不足

 

 

カルシウムには筋肉をほぐして、滑らかにする働きを持っています。
不足してしまうと筋肉が緊張してしまいこむら返りの原因になります。

 

 

特に妊娠中はカルシウムが胎児の栄養素として1日150mg送られるため、足りなくなってしまいます。
足りない分は母体の骨や歯のカルシウムの分を削って胎児に送られてしまいます。

 

※産後にお母さんの歯がボロボロになるのはこれが原因です。

 

 

そのため妊娠中はカルシウムウ不足に陥りやすいため、こむら返りが起きやすくなるのです。

 

 

妊娠中はカルシウムは1日900mgなので
牛乳で言うと約800ml飲む必要があります。

 

 

③血行不良

 

 

妊娠中はホルモンバランスを崩しやすく、また骨盤が圧迫されるため
骨盤まわりの血流が停滞しやすくなるため血行不良に陥りがちです。

 

 

血行不良になると筋肉が疲れやすくなり、足がつりやすくなってしまいます。
特に足を冷やすと血行不良が悪化し、症状もひどくなります。

 

 

こむら返りの胎児への影響と対策法

 

胎児への影響

 

 

こむら返り自体が胎児に影響を及ぼすことはありません。

 

 

ただし注意すべきはカルシウム不足の場合です。

 

 

カルシウムは胎児の成長に必要不可欠で、不足してしまうと骨や歯の形成が未発達な胎児や低体重症の胎児が生まれてしまいます。

 

 

普段の生活で牛乳や魚類などを食べてカルシウムを摂取するようにしてください。サプリメントなどで補うのも産婦人科では推奨されています。

 

 

対策法

 

 

そして妊婦さんのこむら返りの対策方法としては、

 

 

①こむら返りが起きたら、まずは温かい水をかけます。
痛みが軽減したら、もむようにマッサージしてください。

 

 

応急処置としてまずこれを行います。

 

 

冷やすのは痛みを増してしまいますし、マッサージは痛みがあるときに行うと肉離れを起こす可能性があるので注意してください。

 

 

また寝る時に足に血液が溜まりやすくなってしまい、足のむくみやこむら返りの原因になりますので、就寝中は足にカバーや枕を敷いて足を頭より高くして寝るようにしましょう。

 

 

そして骨盤の圧迫の緩みについては定期の妊婦健診産婦人科で診てもらいましょう。あまりにひどいと骨盤を閉める処置が行われます。

 

 

ということで妊娠中のこむら返りの原因と対策法についてでした

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