妊婦さんと水腎症

妊娠中の水腎症の症状、原因、治療法について!

妊娠中の水腎症の症状、原因、治療法について!

 

 

水腎症というのは、尿路が閉塞してしまうことで、
腎臓が尿で一杯になってしまう症状のことです。

 

 

この水腎症は妊娠中に起こりやすい病気とされています。
特に妊娠中の症状としては

 

 

・左右のどちらかの下腹部が痛い

 

・左右どちらかの脇腹が痛い

 

・膀胱に痛みがある、腰痛がある

 

・おしっこの量が少ない

 

・吐き気、嘔吐

 

 

というのが挙げられますが、特に右側の脇腹や下腹部の痛みが
最も起こる症状とされるので、確認してみてください。

 

 

基本的に水腎症の場合には初期症状はほとんど起こりません。
症状が出るのはある程度症状が進行していることが言えます。

 

 

もし複数当てはまる場合には産婦人科か泌尿器科を
まずは受診することをおすすめします。

 

 

ここでは妊婦さんの水腎症の症状と原因、治療法についてお伝えします。

 

 

妊婦さんの水腎症の原因

 

 

①子宮の増大

 

 

基本的に水腎症の原因というのは結石が詰まってしまったり、
尿官の筋力の低下によることがほとんどです。

 

 

しかし妊娠中に起こる水腎症の原因のほとんどが
妊娠によって子宮が増大することです。

 

 

子宮が増大することによって、尿管が圧迫されてしまうことで
尿が排泄されずに、腎臓に溜まることで水腎症が発生します。

 

 

基本的に妊娠初期でも子宮は大きくなるため、水腎症は起こりえます。

 

 

②ホルモンの分泌

 

 

そしてもうひとつの原因がホルモンの分泌によるものです。

 

 

特に妊娠初期は黄体ホルモンが分泌しますが
この黄体ホルモンは筋肉を緩くさせてしまう働きがあるのです。

 

 

すると尿官の筋肉の働きも鈍くなることで、尿をうまく
運ぶことができずに水腎症になってしまうとされます。

 

 

以上のふたつが原因で妊娠中は水腎症になりやすくなってしまいます。

 

 

水腎症が重症化すると細菌が繁殖してしまい、高熱や
激しい腹痛が起こってしまい手術することもあるので早めに病院に行きましょう。

 

 

妊娠中の水腎症の治療法について

 

 

基本的に妊娠中の水腎症は32週頃になることで
子宮は下がるため、尿管は圧迫されなくなります。

 

 

すると自然と水腎症が治ることがほとんどですので
病院では薬や手術をするのではなく、自然と治るのを待つことが多いです。

 

 

病院では安静にすることと以下のような対策を行うことを指示されます。

 

 

①水分摂取

 

 

 

 

水腎症の対策として一番大切とされるのが水分摂取です。

 

 

妊婦さんの場合、1日最低でも1.5リットルの水分を
摂取するのが望ましいとされています。

 

 

また水腎症よりも膀胱炎に妊娠中はなりやすいので、
その対策としても水分摂取はとても大切ですのでしっかりと行いましょう。

 

 

②その他

 

 

・その他の対策法としては尿意を感じたらすぐにおしっこをしましょう。
おしっこを我慢するとより、水腎症が悪化してしまいます。

 

 

・また体を冷やすことも水腎症の悪化につながるので控えるようにしましょう。

 

 

基本的に妊娠中は水腎症になった場合には以上の
対策を行って、自然に治るのを待つようになっています。

 

 

妊婦さんの水腎症はほとんど右わき腹であったり、右の膀胱、
右の下腹部が痛んだり、違和感を覚えることが多いです。

 

 

もしそのような症状が起きている場合には水腎症を疑って、
まずは産婦人科に相談するようにしましょう。

 

 

ということで妊娠中の水腎症についてでした

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