妊婦さんの足がつる原因とは!?【妊娠中に足がつる】
妊娠中になんだか足がつるようになったという
妊婦さんはかなりいらっしゃいますね。
特に妊婦さんは足の中でもふくらはぎがつりやすいという声が多いですね。
症状として胎児が大きくなればなるほど足がつりやすくなり、臨月がピークとなります。
ここではなぜ妊婦さんの足がつる原因や胎児への影響
妊娠中はなぜ足がつりやすいのか!?
妊婦さんが足がつる原因というのは大きく分けて3つあります。
①カルシウム、ビタミン不足
②運動不足
③水分の不足
の3つが挙げられます。
①カルシウム、ビタミン不足
妊婦さんが足がつる一番の原因が
カルシウムとビタミン不足が考えられます。
カルシウムは筋肉をスムーズに動かす働きを持っているのですが、
不足することで、足の筋肉の収縮が鈍くなり、足がピンとつってしまうのです。
またビタミンは血の巡りを良くするため、不足すると
血流が悪くなり、足がつりやすくなってしまいます。
カルシウムとビタミンはお腹の胎児に栄養素として送られるため、
通常の食生活では、足りなくなってしまいます。
妊娠中カルシウムは1日900mg摂取する必要があり、
そのうち150mgが胎児に骨や歯を形成する栄養として送られます。
牛乳100mlに含まれるカルシウムは110mgですので、
900mgは相当の量だということが分かりますね。
またビタミンの中でも妊婦さんは水溶性ビタミンの葉酸は
1日400ug摂取する必要があります。
葉酸は胎児の奇形性のリスクを下げたり、細胞を作り出す働きがあるため
妊娠中の方には必要な栄養素と言えます。
妊娠中はカルシウム、ビタミンが胎児に送られ、不足しがちになるので、
その影響で足がつりやすくなるんですね。
②運動不足
妊娠すると、胎児のことを考えたり、動きづらくなってしまうので
運動をあまり行わなくなってしまいます。
すると筋肉が衰えてしまうため、足の収縮が鈍くなり足がつります。
軽いウォーキングだけでも足をつることの予防になります。
あまり座らず、積極的に歩いていきましょう。
③水分不足
血中の水分が足りなくなると、筋肉の動きを鈍くさせてしまうため
水分が不足すると足がつりやすくなります。
本来は1日2リットルの水分が必要ですが、妊娠中はお腹の
赤ちゃんの分も必要になりますので、2リットルより少し多めに摂取する必要があります。
胎児の影響は!?
妊婦さんが足をつることで直接的に胎児に悪影響を
及ぼしているということはございません。
しかし足をつるということは、ビタミン、カルシウム不足であったり
水分そして運動が不足している証拠です。
母体と胎児が運動と栄養を求めているサインという
ことなので、放っておくのはいけないでしょう。
妊婦さんの足がつる治し方、対策
妊娠中に足がつってしまったら、
まずはつっている足の筋肉をゆるめましょう。
痛みが少し治まったら、揉むようにマッサージしてみてください。
痛みがあるうちにマッサージすると肉ばなれを引き起こし可能性があるので注意してください。
動画で解説されているので試してみてください。
温める
また冷やすのではなく、温めてください。
温めると筋肉がほぐれて、冷やすと収縮して症状が悪化してしまいます。
そしてできればお湯につかることで、筋肉がほぐれて足がつるのも治まりやすくなります。
お湯にシャワーで温めながらマッサージをするのが効果的になります。
そして、足がつるということは水分、カルシウム、そして運動が
不足しているサインなので、生活習慣を見直して予防しましょう!
以上妊婦さんの足がつる原因と対策法でした
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摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
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栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
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