妊娠中のシムス位の効果とやり方について
シムス位というのはイギリスの産婦人科医J・マリオン・シムズが発表した
寝る姿勢のことで、気道を確保しやすく、胃カメラの時もこのシムス位をとります。
そして妊婦さんがお腹が大きくなることで、息苦しくなったり、骨盤周りが圧迫されてしまうことで血流が停滞しやすくなりむくみや、貧血、血行不良などを引き起こしがちになってしまいます。
しかしシムス位をとることによって、負荷がかかりにくく、楽になり
全身に血流が行き渡るため、むくみの解消や腰痛の改善にもつながります。
安眠効果もあり、産婦人科でもシムス位で寝ることを勧められます。
ではいつから行うべきか?そしてやり方についてお伝えします。
シムス位はいつからおこなうべき?
基本的にお腹が大きくなる妊娠20週目からシムス位をとります。
しかし妊娠初期から行っても全く問題ありません。
むしろ妊娠初期に仰向けで寝ることによって、血行不良を招きがちになります。
またガーナで行われた研究で仰向けで寝てしまうと死産のリスクが
6倍になるとミシガン大Louise O’Brien氏が発表しました。
これは仰向けで寝ると、酸素濃度が低い血液が胎盤へ送られるためだとされています。
ですので妊婦さんは時期に関係なくシムス位で寝るようにするべきです。
またうつ伏せは実は影響はほとんどないため、仰向けよりもうつ伏せで寝るべきとされます。
ただうつ伏せも妊娠20週を迎えるとお腹が大きくなって辛くなります。
シムス位のやり方について
抱き枕がない場合
シムス位を行うにあたって、抱き枕がある方が寝ている間にずれたりしないので
おすすめなのですが、シムス位は枕やクッションがあれば行えます。
参照:http://xn--xcke0j311k.com/simusui/simusiyarikata.html
クッションや枕で行うシムス位は左半身を下にして
右ひざにクッションを敷いて寝るようにします。
右半身を下にしてしまうと、血管やリンパ管が圧迫されてしまい、
さらに胃の負担も増えるので、つわりや胃もたれの症状の悪化を招いてしまいます。
シムス位は左半身を下にして寝るのがポイントです。
抱き枕でのシムス位
抱き枕があるとずれがなく、首も支えることができるので圧倒的に楽です。
また妊娠中は月型の抱き枕を使うのがポイントです。
方法は同じように左半身を下にして膝で抱き枕を挟むように行います。
この体勢で寝ることによって
抱き枕は出産後も赤ちゃんの授乳用のクッションにできます。
妊婦さん用の抱き枕はおよそ約7000円です。
ニトリなどで抱き枕があるので一度試してみてください。
シムス位は安眠効果もあるため、ストレスや自律神経の乱れに悩まされる妊婦さんにとっては非常に効果的ですし、また子宮内の胎児もこの姿勢をとることで、安定されることができますので産婦人科でも勧められますので、是非試してみましょう。
また仰向けで寝るのはできるだけしないように注意してください!
以上妊婦さんのシムス位についてでした
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摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
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